その他

感じる

私は彼と一緒に、月に一度のペースで喜多先生の所へ行きます。

そこで彼は、私が縛られている様子を最初から最後まで撮っていてくれます。


後から動画を見返すと、まだ残っている縄跡に刺激が沸き上がってきてジンジンします。


動画の中の私は、恥ずかしい程感じていて
荒い息、喘ぎ声、悶えてよじれる身体、果てた後の痙攣…。
自分が自分じゃないような感覚です。

とは言っても、好きな人の前で乱れた姿を晒すのは、最初からすんなり出来た訳ではありませんでした。


二人だけの世界はあっても、客観的にその姿を見られるなんて経験は、私には一度も無くて、下着姿になって縛られるのは恥ずかしい気持ちとの葛藤でした。

何度目かのセラピーを受けたある時、凄く深く心の中を揺さぶられるような感覚で、自分の意思とは無関係に涙が止めどなく溢れて来た経験をしました
きっとその時の泣き顔は、酷い顔だったと思います。

でも、
この顔に引かれても幻滅されてもいいから最後まで見ていてほしい
《縄で縛られて凄く感じてる、首を締められてうっとりしてる。 これが私なの》

…と、頭の中で必死に彼へ伝えていました。

最後までその姿を見届けた彼は
「トシエが先生の緊縛で感じてるのが、すごく嬉しい 」
「綺麗だったよ」と言ってくれたのです。

その日以来身体が求めるまま快感を感じて、どんどん悦びが増えていき、
それはきっと何も知らない周りの人達も、「最近、トシエさん変わったね」と気が付く程だったと思います。

それまで愛し合って感じていたものが、もっと深みを増し、刺激的に身体の隅々まで敏感に感じるようになりました。

彼の声、少し離れた所からの視線、頭の中で思い出す愛撫…
それだけで鼓動が早くなって、彼を求めてしまいます。

私の全てを受け入れ、愛してくれた彼には素直に、「抱いてほしい。 あなたを感じたいの。」と伝えられるようになりました。

全てを解放し感じる姿を「綺麗だった」と言い縄跡に優しくキスをしてくれて、絶頂で果てる私がどんな表情をしてるのか、それを知ってるのは彼だけです。

今は日々、女性として最高の快楽を味わっています。
喜多先生の緊縛だから、そう思えたんだと感謝しています。







キュレーター紹介

家庭では家事と育児に追われ、仕事は企業相手の営業で日々ストレスに晒されている毎日を送っている四十路の主婦です。そんな単調な日々に、喜多先生との運命的な出会いで、人生観が大きく変わりました。今は、喜多先生の所へ月に一度伺って、快楽の世界を堪能し、その後は身体中に刻まれた縄の刺激で、一週間は毎日イキそうになるのを必死に耐えています。一緒に行ってくれてる彼は、そんな耐える私を視姦しています。

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