イベントレポート

緊縛LIVEネット配信の意味

昨日は、みなさまお疲れさまでした。
道場が酸欠状態になるくらい大勢の方がおいで下さいましてありがとうございました。
緊縛LIVEをネット配信することもご存じでありながら遠方よりも多数の方々にお越し頂きまして、感謝感謝であります。

正直申し上げますと、ネットでの緊縛LIVE配信は縄師にとってはタブーだったと思います。
なんといっても粗が見えますし、ミスをしたらそのまま配信されて赤っ恥をかくことになりますから、
写真であれば出来上がりのいいところをいい角度と照明等でより美しく見せることも出来ますが、
固定カメラでの流しLIVE撮影ですと誤魔化しようがありません。それを全世界に配信するのですからまさに変態ですよね。
案の定起こりました。落下!一番やってはいけないこと。北島三郎が紅白で歌詞を忘れてしまうようなことです。
その事故はまさに1回目のLIVEのときです。あの可愛いシバリガールズのいけねこを落下させてしまったのです。
幸いなことに今回は、カメラ位置の条件もありまして、低空での吊で下が畳でしたので大事には至りませんでしたが、
とんでもないミスを全世界に晒したわけです。そのあといけねこも笑っていてくれたので、不謹慎にも笑ってしまったのですが、
一部の視聴者の方からは、とても心温まる光景でしたとメッセージをいただいたりして、恥ずかしいやら嬉しいやら....
今のとこまだ耳には届いていませんが、多分緊縛マニアの方からは、なにやってんだあいつはなどと誹謗されてることでしょう。

そんな汚名がついてしまう危険をはらんだ行為をなぜするのか

地方で緊縛LIVEは見ることが出来ません。
緊縛に興味があるけど直接関わるのは怖い、恥ずかしいと思っている方でもスマホ片手にベッドの中でお手軽に視聴出来る時代です。
緊縛は、癒しです。慈愛です。芸術です。日本文化です。
緊縛は生が一番です。受け手と縛り手のこころのせめぎ合い、所作 間合い 空気感これが緊縛の醍醐味です。
過剰な演出もないまさに生緊縛これをみなさまに見て頂きたくネット配信しました。
昨日のモデルのいけねこも惠も決して、やりまんの尻軽女ではありません。
どちらかというと普通の娘さんより貞操はかたいと思います。画面を通してご覧いただけたとおもいますが、私の緊縛は着衣緊縛ですので、
性器に触れることもありませんし、胸などの性感帯の直接触ることもありません。美しい女性を縄で内面も外見もより美しく彩るのです。
ときとしては妖艶に、ときとしては子どのように屈託のない表情で、
そんな緊縛LIVEを全国津々浦々の方々に観てもらいたく、ポルノでないアートとしての緊縛を理解して頂きたく
恥をかくこともいとわず緊縛LIVE配信を今後ともしてゆきますので、みなさまお時間のあるときにまたご覧下さいませ。



喜多征一




 

キュレーター紹介

逝かせ縄という妙技を操り、多くの女性を快楽の果てと誘う。東京と名古屋に道場を持ち、日本古来の文化である美しい緊縛を多くの生徒に伝承している。美しくなければ緊縛ではない美しい緊縛は気持ちがいい、それは肉体と精神と性が解放されることだ。

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コメント

赤城 犬(Akagi Ken) 2016.12.26 18:31


僕がコメントさせて頂くのはとてもおこがましいですが「緊縛」という素敵な世界観をもっともっと多くの人に知って頂きたいと僕も思っております。

「緊縛」は決してアングラな世界のひとつなどではなく「芸術」と「性」が融合する世界…
奥深さを知ってしまうとさらに奥へ奥へと知りたく、覗きたく、体感したくなる素敵な世界…。

もし自分が今、10代、20代の若輩者であったならばもしかしたらこの世界観は分からなかったやもしれない…

ある一定の年齢と経験を重ねたからこそ知り得たい世界なのかもしれない…

当然、人によっては年齢や経験など関せず「緊縛」と出会い夢中になるかもしれないとも思います。


最後に緊縛実演Live配信へ対しての「縛り屋・喜多征一」の想い…
「格好良すぎます!!」

さすが「漢」…ですね。

若輩者が生意気に失礼な発言をお許し下さい…。


今後のご活躍も楽しみにしている
「縛り屋・喜多征一」ファンのひとりより。