イベントレポート

ROPE SESSION イベントレポート (2/5)

喜多征一氏との出会い

場所は名古屋市東区にある3階建ての一軒家。
緊張していたが1階のアパレルショップで受付対応してくれた方が気さくな方で緊張がゆるまった。
一緒に螺旋階段を登り、3階にある部屋に通された。
そこは六畳ほどの和室二部屋が開いたふすまによってつながっている部屋で、すでに数名の男性が壁に背を任せ座っていた。
中には本格的なカメラを持参し、何やら調整している人や女性もいる。
そのとき僕の心境はこうだった・・・仮にこの部屋で女性が縛られ、吊るされるとしたら、息遣いさえも聞こえてきそうな距離ではないか!?

しばらくすると主催者だという男性が現れた。
喜多征一氏だ。
事前に目を通してきた彼の緊縛作品には緊縛特有の色っぽさはもちろんだが、素人目にもおしゃれで独特の魅力を感じていた。実際に会うとミステリアスな雰囲気で大人の色気を空気を通して感じた。彼は簡単な自己紹介と当日の進行スケジュールを説明し始めた。喋りも上手で部屋に入って高まった緊張が少しゆるまった。
すると一人の女性が部屋に現れた。
どうやら彼女が今回の緊縛モデルであり、本人もそうした性嗜好を持っている方なのだとか。
ここで僕が持っていたコメディ的なSMイメージは崩れ去ることになる。
なぜなら彼女は普通に見ても十分綺麗でスタイルも良いモデル体型の女性だった。
「え!こんな人が!?(ラッキー!)」これがそのときの僕の本音だ。

なお、今回のイベントは昼の部、夜の部と二部構成になっており、それぞれの内容は基本的に同じ。
僕は昼の部に参加した。
イベント内容は、前座で喜多氏、その後に風見蘭喜氏という緊縛師/縄師による緊縛ショーだ。
もちろん僕は知らなかったが、この風見氏という緊縛師/縄師も業界では知らない人はいないというほどの有名人だそうだ。
今回は名古屋で風見氏の技が見られるということもあり、かなりレアなイベントでもあった。

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