3月28日　16回目の喜多縄。今回は少人数制教室。
初めて本後手を教わりました。今まで喜多先生のライブを見て見よう見真似でトルソーを縛った事はありますが
実際に人を縛るのは難しい。1回目の縄は形もテンションもまったく駄目。2度目でなんとか形は出来たけど、本当に難しい。
他の縄会では、初心者にいきなり本後手から教える処もあると聞きますが、これを初心者でやるのは本当に難しいだろうなぁと思う。

4月にはいり　ネットを通じて知り合った女性に逢いに　中部国際空港から飛行機に乗って某地方都市へ向かった。当然縄を持参で。
女性は縄に興味も経験もない、ただ私が縄の教室に通って練習している事は伝えてある。
某空港で会って　女性の家へ。しばらく話をして　お互いの緊張が解けたころグラデーション縄を取り出し緊縛の開始である。

着衣のまま布団の上で正座する女性。背後から「お願いします」と小さな声をかける。
呼吸を整え、精神を統一してから　そっと背中に胸元をあて両手を使って女性の肩を開く。
脇から両手を挿しいれ女性の手首を掴む。優しく内から手を背後にまわし後手の形をつくる。
気持ちを込めて縄を打つ。両手首に本縛り。一縄を左の肩から胸元を通して右の肩へ、背後にまわし縄に掛ける。
返した縄を右の肩へ、一縄の下を沿わせる様に縄を滑らせる。左の肩から背後で縄を纏める。
指抜きを行い、更に締めるとともに左右のバランス、縄目を整える。
女性の呼吸がゆっくりと深くなる。
二縄をかける。左の二の腕から乳房の下を通して右の二の腕へ、軸縄の縛り目の下を通して再び左の二の腕へ
もう一度乳房の下を滑らすように縄を通して右の二の腕へ。
喜多縄の一番のポイント　閂　へ
呼吸を整え　背後から抱きしめるように右手で女性の左の肩を抱く。
左手で縄を持ちながら　呼吸を合わせる。　ゆっくり　ゆっくり　女性の呼吸を感じ精神を統一して。。。
今！　　と思った瞬間　一気に左手を引く。同時に右手で女性の肩を前に引く。
うぅ　っと声が漏れる。
右の閂も決め　背後で縄を手早く纏める。
女性の身体から力が抜けていく。　両膝で身体を挟むように支えて　少しの間を置く。

膝を抜いて　両手で肩を支えなおし、耳元でそっと囁く「倒すよ」と。
ゆっくり、優しく　背後に倒す。布団の上なので後手のまま仰向けで寝かせる。
両目を閉じ　深い眠りについたようなゆっくりとした呼吸。
両脚を揃えて、足首に本縛り。膝下に縄を通して、脚縄を決める。
更に膝上から太股に縄を通して脚縄を決める。
腰に縄を通して本縛り。縄をぐっと膝の方向に引く。
テンションを戻さないように気をつけながら太股に縄を通し腰縄を決める。
ゆっくりとしていた呼吸が乱れ始める。　腰縄が極まった証拠である。
更に気持ちよくさせるため　腰縄を力を込めてひっぱる。
あぁ　声が漏れ始める。
喜多先生がするように　両膝を曲げ脚を抱きながらひねる。
更に快感の声が漏れる。。。。
今まで教わった技術を駆使して気持ちいいポイントを攻める

最後は下腹部（子宮のあたり）を手の平を使って揺らす。
快感に身を委ね果てる女性。。。。。

余韻が解けないように　注意しながらゆっくりと縄を解く。
全ての縄を解いた後、眠気と快感と気だるさに身を任せる女性を見守る。
ゆっくりと優しい時間が流れる。

しばらくして、意識が戻ってきた後　女性に感想を聞いた。
後手では眠気が、脚縄と腰縄では快感があったという。

縄に対して予備知識もなく　全くの初体験の女性が私の縄で気持ちよくなってくれた。
感動の瞬間である。
今まで教室で　同じ縄を何度も練習してきたが、教室では手順やテンションなど自分の事で精一杯
相手を感じる余裕無く、また受け手（主に惠さん）さんも縄を受けながら指導をしてくれるため
自分の縄で気持ちよくさせる事なんて出来ると思えなかった。　喜多先生だから出来る事だと思っていた。

教室とプライベートは違う。
ふたりきりの空間で　ふたりきりの時間を共有する事でこんなにも気持ちのいい縄が打てる。
更なる高みを目指すためには、実践も大事だと実感した。

さて　本日5月3日　21回目の喜多縄（教室）へ向かいます。
更なる　エロ縄を目指すべく　　（ってのは冗談）