シバリガールズ

写真で蘇る記憶


写真を見れば思い出す。

縄が肌に食い込んでデコボコと痕のついた皮膚。
それを愛おしいと思う感覚。

縄が畳に堕ちる音と、体を動かせば軋む縄のなく音。
すーっと薄れる意識のなかで聞こえては脳に響く。


少しずつ縄が解かれて血が段々と、じわりじじわりと行き渡る感覚。
同時に心は安堵感につつまれる。


気持ちの良いところを彷徨って還ってこれば
曇りがなくなった視界。多幸感に包まれた全身。
全て委ねてよかったという信頼の感情。

写真を見れば記憶が細かく蘇る。

縛るという行為は「拘束」だが、
縛り手によって解放され快楽をつかみ無になって、そして還ってくる、
精神に触れるとても不思議な旅のようなもの。


緊縛 喜多征一 モデル 惠
撮影 MASAKI様3/26撮影会より

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