6月3日、4日　いつもの名古屋の教室を離れ　初の東京道場(スタジオ）へ遠征してきました。

3日(土）は緊縛教室です。
受け手が3名　生徒が7名（私含め）　うち初参加2名　ってことで　急遽私が講師役を仰せ使い
2回目以上の方の縄の指導を行うことになりました。　受け手3名に慣れ具合で喜多先生と私と受け手さんで
生徒さんを指導していましたが、所詮は未熟者の私　喜多縄の思想に間違った解釈が有ったため
初参加の方と受け手さん1名と喜多先生で　茶室に移動され　喜多縄の真髄･思想をみっちり御指導される事に

喜多縄経験者(2回目以降）の方は広間にて　私と受け手さんの指導で進めることになりました。
生徒として来ていたSさんが受け手役を買って出てくださり　受け手3名　生徒3名のかたちになりました。
その中のひとり、ＧＷわざわざ名古屋の教室に習いに来た若者　4月29日に初めて縄を触ったはずなのに
わずか1ヶ月で　ここまでいい縄を打てるようになったいるとか驚きました。
自分の1ヶ月目の時と比べると・・・　2週間前に購入した喜多染縄も　かなり柔らかくなっており短期間で相当な自主練を
積んでいる事がよく判りました。
受け手の女性も　かなりベテランさんで　惠さんとはまた違った指導があり凄いなと思ったのです。
遅れてきた1名も茶室から広間へ来て、交代で縄をかけていましたが、皆　本当に真摯に喜多縄に向き合っている事がひしひしと
伝わってきました。　名古屋とは違った　熱　が東京にあって　凄く刺激を受けました。

4日（日）は日曜道場
名古屋の道場は二間続きのかなり広めに対し、東京は広間＋茶室（その間にキッチンあり）なので　広間に全員が入りきれないくらいの
大人数が来られました。昨日に続いて来てくれた受け手さん2名　その友人2名　初参加の女性1名、そして名古屋でお世話になった
詩織ちゃんも東京へ移住した為東京道場へ参加（で再会）で始まった道場は　久々に詩織ちゃんを喜多先生が縛るところから始まりました

男性はスタート時点だけで6名以上いたと思います。(その後どんどん増えていきました）
喜多先生は前日に続き　初参加の3名の女性と共に茶室に移動。　多くのギャラリーを引き連れて　喜多縄ライブ開始です。
すっかり人の少なくなった広間で　ゆったり緊縛開始です。3名の緊縛が広間で始まり、それぞれの上達度にあわせて練習です
ＴＶ放送の影響も少なくないとはいえ　名古屋とは比較にならないほどの大人数、緊縛初体験の女性も最終的に6名になりました。
（途中参加3名）喜多先生の縄でハッピーになった女性が　広間に来て　受け手になっていく
凄い光景が広間でも、茶室での繰り広げられてました。

東京での2日間　本当に楽しく　受け手さんが多い分　かなり沢山縛らせていただきました。

東京道場での感想。　名古屋も負けていられない。　そして名古屋では天狗になりかけていた自分に　喝！！をいただいた気分
東京道場に来た縛り手さんたちは　他の縄会に行かれている人も多く　縄に慣れており上手い。
3日に来ていた若者も信じられないくらいの上達ぶり。　うかうかしていると直ぐに追い抜かれそうです。
英国紳士もいたりホントバラエティーにとんだ素敵な光景でした。　

今回の遠征は　いろんな意味でためになり　いい刺激を沢山いただきました。　好敵手は自身の成長に不可欠だと感じた出来事です

そして、名古屋にも　　一番の好敵手が　・・・・　　4月30日の日曜道場に来られた、同世代のＫ氏
マッチョなボディに浅黒い肌。目じりのシワもダンディで笑うと優しさが滲み出る感じです。
私には　元々のＳＭ趣味はないのですが、Ｋ氏の根底はＳＭ　しかも少年時代の体験から性的思考がSMになったと言う筋金入りです
緊縛師の知識や　緊縛への情熱は　嫉妬するくらいの熱量です。

今は半年近くのリード（経験）がありますが、油断をすると一気に追いつかれ追い抜かれそうです。
名古屋でも　気を引き締めてかからなとと　刺激を受けています。（いい意味でですよ）

猪木には馬場がいたように、長嶋には王さんが居たように、アイルトンセナにはアランプロストが居たように（たとえが全部古い）
好敵手は　お互いの成長には欠かせないものと信じます。　　お互い　刺激試合ながら　精進していきましょう！