その他

一期一縛 (1/2)

私の人生ではじめての緊縛体験は、
大阪のフェティッシュイベントでのことでした。
1人でランジェリー姿でステージを見ていると、
知らない男性から「どこの店の子?」と声をかけられました。
その方と暫しお話ししていると、先程までステージで
ショーに出ていらっしゃった女王様がやってきて、
私と喋っていた男性に「あらぁ?いやらしい。
なに若い子に声掛けてるの?」と声を掛けてこられました。


一緒にいた男性が、私が店に所属していないこと、
縛られた経験がないこと、縛られてみたいらしいということを
話すと、女王様はゆっくり微笑んで
「じゃあ少し縛ってあげようか?」と仰って、
私は男性と一緒に別室に連れていかれました。

その日は、近隣のフェティッシュバーが緊縛体験をやっていて、
ステージがあるホールの隣に吊り床のある小さな部屋がありました
女王様がブースに入って「ちょっと使っていい?」と言うと
周りの人は快諾して、場所を貸してくれました。

最初に胸を強調するように縛られ、あまりの恥ずかしさに
視線を逸らしていると、女王様は「初めてだから優しくしてあげる」
と言って向かい合って手首を縛り、その縄は吊り具に通されました。
するすると両手が高く上がって辛くない高さで止まります。
頭の中がぼーっとして身体中が心臓になったようにドキドキして
が砕けそうになりましたが、そうすると、
背中側の縄が、やさしくバランスを助けてくれます。


周りで見ていた人が「この子、縄が入ったら表情が変わったね」
と言うと、女王様が「良い顔してる」とだけ言って、
今度は左脚の太ももを縛り始めます。
その縄もまた吊り具に通され、するすると上がって、
片脚立ちで開脚を余儀なくされてしまいました。
なんとなくTバックの下着から体液が溢れている気がして
恥ずかしさで頭がおかしくなりそうでした。


女王様が人差し指の爪で、私の頬や首すじに優しく触れながら
今日は、このくらいにしとこうね」と言い、
最後に微笑みながら乳首のあたりを擦った瞬間、
私は人目も憚らず、思わずイッてしまいました。
出会ってからたいした会話もせず、たった数分の出来事なのに、
私の身体は女王様の手中に収められて、
さらに脳イキまで体験してしまったのです。

そんな強烈な初体験をした所為でしょうか、それ以降、
あの女王様レベルで縛れる人じゃないと縛られたくない!と
思うようになり、縄師への理想が、ぐんと高くなりました。

キュレーター紹介

昼は処女、夜は淑女で、真夜中は娼婦。 どこにでもいる受付事務員ですが、名古屋にいるときはSHIBARI GIRLSになったりならなかったり。本人に自覚はありませんが、口が上手いと言われがちです(色んな意味で)

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