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死に至る病 (2/2)

血栓症は、血液がドロドロになっていたり、
血管が硬くなっていたり(動脈硬化など)、
持病(高血圧や糖尿病など)で血管が弱くなっていたり、
血流が悪かったりすると起こりやすくなると言われています。
逆に言えば、それを解消することでリスクを減らせるということでもあります。


具体的には、

  • 普段から適度に運動する。
  • 基礎代謝を上げる。
  • 煙草を吸うひとは禁煙する。
  • 緊縛の前後には適度に水分補給する
  • トイレを我慢しない。
  • 血液をサラサラにする食べ物(納豆やオメガ3など)を食べる。
  • コレステロールをためない。
  • ストレスを溜めないようにする。
  • 体調の悪い時は無理をしない。
  • 身体の変化をよく観察する。
  • 立て続けに縛らずに休憩を挟む
  • 一度の緊縛が長時間にならないように注意する etc...

日常でのちょっとしたことが血栓症の予防に繋がります。

例えば、日曜道場などでは、遠方から名古屋や東京まで
日帰りで移動をされる方もいらっしゃいますよね。
かく言う私も特急で2時間座りっぱなしで通っていますが)
そういう方は、縛られる前と縛られたあとに、
疲れない程度に歩くなどして有酸素運動を。


東京スタジオに通われている方は、
駅から15分くらい歩かれるということなので、
ちょうどいいウォームアップかもしれませんね。
これからの季節、汗をかいて脱水症状も心配ですので、
是非、水分補給できる飲み物と着替えや汗拭きシートも準備して
意識的に歩いてみてください。


あと、意外と見落としがちなのが、
ピル(低用量ピルや経口避妊薬、アフターピルなど)には、
血栓の副作用があるということです。避妊目的だけでなく、
生理不順やPMSなどの治療で服用している女性も多いので、
治療中の受け手さんは、他の人よりもリスクが高くなっていることを
是非知っていてほしいし、体調の変化には十分に気をつけて欲しいです。


勿論、事故は起こらないほうが良いですが、
身体は人それぞれ違いますし、体調だって毎日違います。
どんなに縛り手さんが経験を積んでいても、どんなに注意していても、

100%事故が起こらないという保証は、どこにもありません。
そして、万が一、事故が起きて重篤な障害が出たり、
命を落としてしまうことがあれば、そこに関わった人達
受け手も縛り手も同席した人も)の人生がその瞬間から変わることになるのです。


受け手は、自分の身体を縛り手さんに預けるときに、
縛り手さんの未来を預かっているのです。ですから、自分の身体を
よく観察して、大切にしたりケアすることは、縛り手さんや自分の未来を
大切することに繋がっているんじゃないかな?って私は思うのです。

少し堅苦しい話になってしまいました。
今回は不安を煽るような文章になっているかもしれませんが、
とても大切なことだと思うので書いてみました。

今後も、きちんと勉強して出来る限り安全で健全なプレイを
心掛けていきたいですね。


さいごに。
私は医療の専門家ではないので間違っている部分もあるかもしれません。
もし詳しい方で、ご指摘やご意見があれば訂正させていただきますので、
コメント欄にご投稿いただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

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