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初めて日曜道場に行った日 (3/3)

徐々に自由が奪われ気付いた頃には脚が宙に浮いていました。
自身の頭の重みで首で垂れ下がり目の前の景色が変わります。
すると、そっと後ろ髪を縛られて支えられるように頭が引かれました。



完全に自由が奪われているのに、抱き上げられているような浮遊感。
このとき、何処にも痛みがなかったことが不思議でした。
しばし吊られて揺られた後、上半身から外されそっと後手を解かれて
仰向けで畳の上へ寝かされます。
初めはガチガチだったのに、この頃には全身が脱力しっぱなしでした。


このあと、寝かされたまま下半身だけを吊りなおされ
ゆるゆると責められながら解縛されていく快楽を知るのですが、
ここから先の様子は恥ずかしいほどに乱れてしまったので、
そこのところは、秘密にしておきます。



…というか、恥ずかしいからというのは嘘ではないのだけれど、
あまりはっきりと記憶がないと言うのが本当のところ。
全てを解かれて喜多先生から「キリがないから、この辺にしようか」
声を掛けられハッと意識が戻ると部屋の中にいる人数が
縛られ始めたときの倍の数に増えていました。

最初の動機は「喜多先生って、どんな人なのか見てみたい。
危なそうな場所なら帰ればいいし…」と警戒心だらけでやってきた
日曜道場でしたが、喜多先生も惠さんも親切で優しくて、
参加されている皆さんも縄や写真が好きな良い意味で普通の人達でしたし、
途中から参加される方も多く、見学だけやお話をされるだけの方も
いらっしゃったので、時の経過を忘れるほど和やかで穏やかな時間で
私も途中で帰るどころか最後まで居座ってしまいました。


この日から毎月名古屋に通う程、私は喜多縄の虜になり、
遂にはSHIBARI GIRLSになることを決意するのですが、
それについては、また別の機会に…。

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