瘋癲ノ喜多サン

喜多征一物語(喜多道場)

セラピーをして心と肉体と性を解放させるのは、自信がありましたが、現在SNS等でご活躍している縄師さんのようにショーもやったことはありませんし、縄会や講習会の要領や料金等もまるで分らないのが難点でした。果たして私の逝かせ縄が一般の方に理解されるのかという不安もありました。そこでまことに失礼かと思いましたが、数人の縄師の方の縄会や講習会にはじめて緊縛を習うという体で数回通わさせてもらいました。思うところはいろいろありましたが、運営の仕方や料金相場などがおおよそわかりました。もちろん私の縄の技術も遜色はありませんし、これなら教室もなんとかやれると思い踏み出したのです。



元々、染色に強いデザイナーでしたので染め縄には絶対の自信がありました。今では、何色の縄でも作れるようになり国内外のお客様等にも特注で納品させていただいています。そして縄の固さや撚りの深さで脳に伝える感度を変え、セラピーのお客様の要望に応える縛りもさせていただけるようになりました。女好きの手先の器用なデザイナーという過去が、男娼縄師のスキルにはとても重要だったのだと思います。今まで生きて良いこと悪いこと全ての経験が現在の稼業に生かすことが出来てとても嬉しく思い、充実した日々を送ることが出来てることに感謝をしています。そして残りの人生、生かされた命、いち縛り屋として全力でまっとうしてゆきます。



ありがたことですが、株式会社SHIBARIを設立して、一年あまりですがセラピーでリピートして下さるお客様も増え、緊縛教室、個人レッスンでの生徒さんは、名古屋と東京で100人を越えました。そしてこのサイトもアクセス数が順調に増えてきてます。今後もおごることなく、地道に我が緊縛道を邁進して、多くの人々の心と体と性を解放させて、本当の快楽とともに人生を色濃いものにしていただけるよう、多くの男性に心から女性に快楽をもたらすことが出来る縛りを心技体で教えて本当のセックスとはなんぞやと説き、性的マイノリティの方への理解を促し全ての人に偏見がなく、あらゆる人が生まれたままの心で幸せに快楽に没頭出来る道場であるよう精進してゆきます。



長々とお話しに付き合って下さりありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。


喜多征一

キュレーター紹介

独自に染め上げた色鮮やかな染め縄を使った緊縛が特徴。自身も緊縛師として全国で活動する傍ら、日本におけるBDSM(bondage, dominance and submission, sadomasochism)に関する文化や価値観を改めるための活動を精力的に行っている。当Webメディア「SMLuxury(エスエムラグジュアリー)」では、編集長としてBDSMに関する情報発信を行う。

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コメント

同級生 2017.09.03 00:10

とても興味深く読ませて頂きました。下世話ですが、人の人生を垣間見る事は何故面白いんでしょうね。自分に出来ない事が多いからでしょうか。本読みとしては、濃い短編小説を読んだ様な印象です。瀬戸内寂聴さんの短い奴を読んだ様な。また、気が向いたら喜多さんの人生をおすそ分けしてください。