瘋癲ノ喜多サン

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。



暮の27日に染め上がり28日から干して牽引して、31日に二度目の牽引をして昨日毛羽焼きをして椿油を入れて出来上がった年越し染め縄です。
そして今日 初縛り!
なんと縄師らしい新年でしょうか、縄にはじまり縄におわる一年となることでしょう。

元旦は、父親と息子と一緒に墓参りに行き、施設に入っている母親の所に移動して、まったりと家族で過ごしました。(娘はひとり旅に出てるため欠席でした)
アパレルの社長時代は、暮れ正月も家族などさておき、仕事で慌ただしく売上売上売上金金金でしたから、なんと人間らしい正月でしょうか、
接する人ともこころ通う会話をし、たわいもないことに歓喜する幸せ 本当にありがとうございますって感じなのです。
全盛期の年収の十分の一ぐらいにはなりましたが、人としての充実感は百倍以上になりました。
これから死するまで、この充実感の中で縛ることであらゆる人を癒し解放快楽へと導いてゆきたいと思います。

こころがすさんでしまったり、いたたまれない焦燥感に苛まれたり、魂の閉塞感に押しつぶされそうになったら
一度、縛られに来て下さい。大切ななにかに気づき本来の自分を取り戻し人間らしく生きはじめることができることでしょう。
人は快楽を得るためだけに生きるのです。その快楽はお金でも地位でも名声でもありません、精神と肉体と性の解放なのです。

みなさまが人間らしく生きられますように、本年も縛りまくります。

縛り屋 喜多征一

キュレーター紹介

逝かせ縄という妙技を操り、多くの女性を快楽の果てと誘う。東京と名古屋に道場を持ち、日本古来の文化である美しい緊縛を多くの生徒に伝承している。美しくなければ緊縛ではない美しい緊縛は気持ちがいい、それは肉体と精神と性が解放されることだ。

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