瘋癲ノ喜多サン

つまらない男



もうじき55歳になる。独身で月に半分名古屋に住み、半分東京に住み、職業は縛り屋。
休日はこれといってない、酒も飲まずギャンブルもしない、それどころか夜出かけるこすらない。
趣味はNetflixで映画を観ることとAmazonでまとめて買った本を乱読、AppleMusicで音楽鑑賞、若い頃お金がなくて手に入れることが出来なかったレコード(CD)をダウンロードし放題。珈琲とあんこが好き
プライベートで会って食事をするのは娘と息子ぐらいだ。なんとつまらない男だろうか、



日夜 女性のオーガズムについて考えている。映画も本もそれ関連のものばかり、それ以外にも縄、鞭、蝋燭が無造作に置いてある私の部屋は、まさに変態のワンダーランドだ。
女性すら理解していないオーガズム 多種多様でレベルも1〜100まである。男は射精をオーガズムと思い込み、女性も同じようにピュっと逝くと思っている。男でも射精以外のオーガズムがあるのだけれども思い込みがそれを受け入れられないでいるんだ。男社会が作り上げたポルノグラフィ(AVなんかが最たるもの)の男に都合のいい嘘、出まかせが都市伝説になって男のみならず女性にも蔓延しているんだ。だから逝けない女と逝かせられない男が続出しているんだよね。



緊縛においても男のほとんどがレイプ、セクハラ願望から縛りを覚えようとする。最近ではモテアイテムとして習いに来る人も多い。いい縄をかけて心身ともに包容力と優しさと力強さがあれば無条件でモテるけれど、ゆるゆるの縄で張りもなく雑な縛りでへなちょこな心身で自分よがりなすけべ根性丸出しの痴漢男では、モテるどころか死ねと思われることまちがいなしなんだ。
私が教える縄は、女性の精神と肉体と性を解放させる縄で手足を縛って女が抵抗出来ないすきに触りまくろう、あばよくばやってしまおうなんて姑息な縄ではないのですよ。



セコい男はモテない。教室の参加費が2時間4000円、日曜道場においては最大5時間いて4000円、4000円で女性の体を触って興奮しようなんてセコ過ぎないかな「お願いします40000円払うのでちち揉ませて下さい」って潔くいったら、ちちぐらい揉ませてもらえますよほとんどの女性が、セコいから怒るんだよ。満員電車でタダで触ろうとしたりね、10000円チラつかせて、「誰かこれでお尻触らせてくださる方いませんか」なんていったら、一車両にひとりぐらい、「はいお願いします」っていう女性いると思うけどな、その辺の割り切りは女性の方が男前だからね。



男は無責任に精子をまき散らし自分の遺伝子をたくさん残そうとする。
女は優秀な男の精子を子宮に捕まえて、大事に育てて自分の遺伝子を残そうとする。
どこまでいっても男と女の戦いは終わらないんだ。ただ今、男と女が恋をするセックスをするための社会のルールがアンフェアだよね。男が作ったから男都合になってるんだ。それを当たり前として生きている男は絶対にモテない、それどころかアンフェアさに気がつきだした女たちにやり込められてしまうよ。だから悪いことは言わないから、喜多道場で真面目に縛りを習って、女性が好む男になるよう精進しよう。このまま女性を野放しにしておくと野生化して男をみんな食い殺してしまうよ、積年の恨みがあるからね。女性は、男次第でマリアにもメデューサにもなる。女性の精神と肉体と性を解放させて、可愛い笑顔と美しい肉体とエロスを取り戻させてあげようね。解放された女性ほど美しいものはないのだから、ブス撲滅にはあなたの侠気にかかっているんだよ、住みやすい笑顔で美しい社会を作ろう。



写真は、五反田スタジオの様子です。大きな洋室が二間と小洒落た和室が一間、癒しの音楽と香りが漂う部屋で精神と肉体と性を解放してみて下さい。


喜多征一

 

キュレーター紹介

独自に染め上げた色鮮やかな染め縄を使った緊縛が特徴。自身も緊縛師として全国で活動する傍ら、日本におけるBDSM(bondage, dominance and submission, sadomasochism)に関する文化や価値観を改めるための活動を精力的に行っている。当Webメディア「SMLuxury(エスエムラグジュアリー)」では、編集長としてBDSMに関する情報発信を行う。

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