シバリガールズ

緊縛女子惠ー人間椅子ー

数々の性的倒錯の中に、ポゼッションプレイ というものがある。
ポゼッションプレイとはSMでマゾヒストを家具、もしくは道具のように扱うプレイ。

相手を家具の様に扱いプライドを失わせ、失うことに喜びをもたせる遊び。

江戸川乱歩の作品に「人間椅子」という著書がある。
手紙の送り主である椅子職人の男が奇想を行動に移し、椅子の中に入り、椅子の中で生活することになる。そして、自分の上に女性が座る悦びを知ってしまい、椅子が最後たどり着いた洋館で持ち主になった女性に恋をする、そして自分の存在を椅子の主である女性に手紙で知らせるというエピソード。

本来相手と合意の上で行われるポゼッションプレイとは異なってくるが
この椅子職人の男の歪んだ恋愛観、性癖が徐々に構築されていく処が面白い。












「人間椅子」
緊縛 喜多征一
モデル 惠

writing by 惠
 

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コメント

takada 2016.10.27 14:16

smluxuryと人間家具について26日にツイートしましたが、、、昔読んだO嬢の物語の最後で彼女がふくろうの仮面を付けられて放置される場面も、記憶がたしかではありませんが、人間家具に近い状態ではなかったかとふと思い出しまして、このコメントに書いてみました。

あかね 2016.10.26 11:49

美しいです。本当の家具のように時が止まっている感じがして、さらに美しさを感じます。