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エロスのお作法〜男の愛情〜

男が見せる女への愛情、それはとても健気な陰の努力

喜多道場には年間100名を超える男性が緊縛を習おうと意気揚々と門を叩く。
初回で心が折れる人50%程度。残りの50%の中でも数回で来なくなったり、女が出来て来なくなったり、様々な理由で生徒さんは増減する。そんな喜多道場で新種が発見された。


「次に彼女と会う時まで縛れる様になりたい」


彼の名はマサトさん。パートナーと出会い、彼女の希望で緊縛を習いに来た中年の男性だ。昔から興味はあったもののあくまで拘束する手段だった。縛って女性を気持ち良くさせるなんて!嘘だろ!?喜多先生が運営するこのSMluxuryやSNS を見て衝撃を受けたそうだ。そして習うならば理論のある所でと思い県外からわざわざ足を運んで下さっている。
パートナーが出来て縄を習う人なんてどこにでも居そうじゃん!なんて思うかもしれない、マサトさんは違った。彼女の為に緊縛を習得をしようと努力するのは当たり前で男としての努力も始めたのだ。緊縛の練習は私をはじめ五反田道場の受け手の女の子が相手をします。
私達に対しても気遣いを欠かさないマサトさん。仕事帰りにスーツでおいでになっても、清潔な服に着替え、汗をかいたら私が冷やかす前に着替えてくれる。女性に密着するからと言い体臭、口臭ケアもしてくれる。ああ、私が訴え続けているおじさんの清潔問題…。こんなに完璧に身を整えてくれる男性は好感が持てます。小さな気遣いが女性にとっては大きな優しさに感じます。どうかおじ様方、「おっさんだからw」を脱ぎ捨てて男を磨いて下さい。
床屋に行って、歯医者に行って、新しい服を買う!これだけでもああ、なんか変わったなと人に与える印象は変わりますよ。


そして彼女の為にこっそり緊縛を習い精進するって女性からしたらとてつもなく嬉しくて「私、愛されているわ」とキュンとしますよ。
女性は「私」の為に何かをしてくれたり、努力をしてくれる姿勢に感動します。結果はどうであれ私の為に一生懸命物事や行為をしてくれた事に愛を感じるのです。
マサトさんは緊縛を習いながら先生との会話に出てくる「抱き」テクニックをメモメモ。実践出来たのかな?聞いてみたいと思います。
彼女の為に新しい縄を新調。「これでXデーを!!」と言う意気込みが伝わってきました。それと同時に「ああ、愛されてて彼女さんが羨ましいな」と思ったり。

彼女から鞭のリクエストがあれば道場で相談会。どんな素材がいいのか、ホテルで使うにはどれくらいのサイズが使いやすいのか…。鞭を手に取りおじさん二人は男の子に戻り楽しそうに鞭を振るう。バチン!バチン!スナップを効かせてね、と。先生もマサトさんのXデーを応援する様に縛りながら女性を酔わせる男娼テクがポロポロ出てくる。

マサトさんは自分の欲を満たす為に女性を縛るのではなく初めから女性の為に縛ってあげたいと言う気持ちが強いので所作が綺麗と言うか、不快が無い。緊張から多少ぎこちなくはなるけどこれからもっともっと女性の為に腕を磨き彼女を喜ばせる縄を打って欲しいな。


こんな男性が増えてくれたら女の哀しみの涙は減るのかな?笑顔が増えるのかな?
喜多道場は大事な役目を担っている。
マサトさんをみてそう思った。


キュレーター紹介

ake

イメージコンサルタント、ベリーダンサー、モデル、変態の四足のわらじを器用に履きこなします。どうして私が『見た目』にこだわり『美の追求』をし、『素敵に歳を重ねる』事に趣を置くのか。そしてSMとの出会い、緊縛が私に与えてくれたもの。 考え事と妄想の交差点。読書をして恋をし、電車に乗っても恋をする。恋多き女とは私の事ね。

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