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エロスのお作法〜愛すべきチャラ男〜

まただ。また人を好きになってしまった。
いつも一瞬で落ちる。出会った瞬間だ。
愛の海に勝手に落ちたあけは抵抗せずに身体を預ける。仰向けになり鼻だけ水面に出してすーーっと流される。
あけが愛した男達はあけ以上に激しい。
ことごとく二番手。自分にあだ名を付けるのならば陰の女(実際は二番手どころでは無かった事でしょう)
自分でも見事だと思う。結局の所『そーゆー男』が好みなのだ。

イケイケ、ワイルド、ヤリチン、女ったらし。(なよなよよわっちい人は無理)

愛した男達は皆上記を満たしあけをも満たした。
高校の頃出会った彼は40代でした。あけは大分甘やかされて育てられた。初めての恋が不倫でその頃から恋は辛いものだと思う様になっていた。最初は知らされずに過ごしていた、ある日見つけてしまった。(何をでしょう?!)きっと私の事はポイ捨て女だったのでしょう。付き合い方もsexの在り方も何も知らなかったあけは一回ヤったら終わり。と言うシステムを知らなかった。あけはおじさんを気に入り好きと言う感情だけで押して行く。「この人結婚しているのかな?」そんな思いもせず引く事を知らなかった。ねぇまた、来週会える?そうせがみ日曜の度に仙台へ通った。
奥さんが居ても、赤ちゃんが居ても正直ピンと来なかった。流石に泣き叫んだけど。ただそれだけだった。 
好きだけど、嫌い。好きなのに、辛い。
でもやっぱり好き。離れたくても離れられずに気持ちだけでついて行っていた。色んな汚いものを見せつけられたけども許してしまう。出会った順番が………なんちゃらとか今思えば浮気男の常套句。二人だけの世界の中だけが二人の全てだったから。高校を卒業しその後も付き合っていたけど、その頃サーフィンを始めて次第に私の世界は広がりおじさんじゃーねぇー!と言う様に自然と別れた。つい最近まで会っていたけれどスマホが壊れて新規契約を機に縁が切れた。とってもハンサムなチャラオヤジは今も若い子を横に置いているでしょう。そうであって欲しい。
あけが愛した男はモテて当然。女が放って置かない色オトコなのよ。

海で出会った男も中々のワイルド!チャラい!!漁師!!!
またまた足を滑らせ愛の海に落ちてしまった。
彼は全て事を済ませて完璧惚れた頃合いを見計らって「彼女が居て結婚も決まっている」と告げてきた。「まただーーー!!!」2番目の恋も2番手だった。でも何も気にしていなかった。あけは都合の良い女と化し割り切った。好きだったから。
彼は私を友達に紹介したり、みんなで遊びに行ったりオープンだった。かれの実家に泊めてくれたりカナリファンキーだった。あけは何処までも深くハマりそうで怖かった。そして悔やんだ。
自然を愛する彼の美しい瞳に私はいつまでも映りたかったし、いつまでも一緒に笑っていたかった。
こんなファンキーな男が惚れた彼女には敵わないと思った。
私は地元に古い心を残し少しの荷物とサーフボードを持って旅立った。

その間は恋なんてせずに遊んだ。遊んだ。


今も私は気障な愛すべきチャラ男とどっぷり愛の海に浸かっている。


 

キュレーター紹介

ake

イメージコンサルタント、ベリーダンサー、モデル、変態の四足のわらじを器用に履きこなします。どうして私が『見た目』にこだわり『美の追求』をし、『素敵に歳を重ねる』事に趣を置くのか。そしてSMとの出会い、緊縛が私に与えてくれたもの。 考え事と妄想の交差点。読書をして恋をし、電車に乗っても恋をする。恋多き女とは私の事ね。

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