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緊縛もアップデートされていく

先日の個人レッスンで、「喜多征一先生の教え方が以前から変わり、受け手が苦しくない、受け手本位の緊縛になった」という話題になりました。

所作が変わった、というのが大きな理由で、その所作が変わった要因の一つに「縄の変化」があるように思います。

数年前、委託先が変わり、現在は、染色から牽引・乾燥までを染色工場へ一貫して委託しているそうです。

それにともない、縄の撚りや質感、触感が変わり、先生の縛りの所作もさらに進化を遂げています。

私自身、受け手として5年、縛り手として4年にわたり先生から指導を受けており、旧・新どちらの縄も所有しています。

以前の張りのある質感の縄は深く押し当てる所作が効きやすいところが個人的に好みでした。

そして、新しい縄は以前に比べて縄がしなやかになり、指抜きや留めで指を抜く動作が連続しても痛くありません。

また、受け手として身体に当たる触感も柔らかくなりました。

さらに現在の縄に合わせた所作で縛った縄目が美しく揃った状態で吊られた場合、以前より圧迫感が軽減し、吊られても苦しさを感じず、むしろ心地よく過ごせるほど。

したがって、女性たちに選ばれる緊縛を目指すなら、縄の進化に合わせて縛りの所作も新化させていくことが必須ではないでしょうか。

いつまでも古いやり方に固執する「時代錯誤なベテラン」よりも

常に学び実践し続け、より安全で心地よい、受け手本位の緊縛にアップデートできる人が、「貴方に縛られたい」と望まれる縛り手になれるのだと思います。

キュレーター紹介

表向きは堅い仕事に従事し貞淑な妻を演じつつ、美と精神性に惹かれ緊縛の世界へ。魂に従い真実を生き、婆須蜜多女が説いた“抱擁による悟りへの道”に憧れる、アラカンの縛り手・受け手・喜多道場所属緊縛モデル。

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