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阿部定事件と首絞めプレイ

ふと何故か急に『阿部定』という女性を思い出したので、
思い立ったように彼女の事を検索する。

すると今日5/28は偶然にも阿部定の誕生日でした。
何か呼ばれるものがあったのかもしれませんね。


阿部定とは、、
今から80年以上前の昭和11年、
愛人男性と駆け落ち後、性交中に首を絞めて殺害し局部を切り取り持ち去るという事件を起こした女性。

殺された男性、石田と定は性交中、首絞めプレイを行っていた。
「首を絞める行為は快感が増す」と石田は定に言ったそうだ。

首を絞めるという行為は、
酸素が薄くなり意識を混濁させ快楽に導くこと、
それに増してお互い愛し合っているパートナー同士であれば、
普段抑えている愛憎のようなものが渦巻き感情が沸点に達しドロドロと流れ出す。
感情が沸点に達するのはオーガズムの一種ではないかと思う。

プレイ中にお互いの感情のコントロールが効かなくなってしまえば
石田と定のような事件になってしまう。
愛憎の成れの果て・・・

そして男性にとって非常に痛々しい話だが定は石田が死んだ後局部を切り取り持ち去った。
石田の事を愛していた定がいつも一緒にいたいという感情から。


この事件は当時「阿部定パニック」と呼ばれるほど国民を興奮させたようです。
男性がこの事件を聴けば「局部を切り取られた」ということに一番に焦点をあて肝の縮む思いになるでしょう。

だけど、私はなぜか阿部定に感情移入できる部分があるのです。

女性は誰でも阿部定になる要素があるのではないでしょうか・・・


釈放後は自らが主演した「阿部定劇」で各地を廻ったり、旅館で働くなど各地を転々としていた彼女は65歳の時置手紙を残して消息不明になったそうです。

この事件は小説や映画にもなっているので興味のある方は阿部定の世界をのぞいてみては?
 

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コメント

黄華 -ohka- 2017.05.28 19:43

阿部定といえば「愛のコリーダ」が有名ですが、つい最近、「さよなら、きりたんぽ」というタイトルを付ける予定だったドラマで少し話題になってましたね。
結果的に秋田県からクレームが来てタイトルもドラマの内容も変更になったそうですが…。苦笑。