BDSM

Wikipediaなどで調べますと、「人間の性的な嗜好の中で嗜虐的性向をひとまとめにして表現する言葉である。」と表現されています。
 「B」…Bondage(隷従状態) 「D」…Discipline(調教) 「SM」…Sadism & Masochism(サディズム & マゾヒズム)
これは一般的な解釈ですからもちろん間違ってはいません。
この解釈に加え、SMLuxuryでは「奥深い快楽の追及、性と恋」という独自の言葉でBDSMを表現しています。
併せてSMLuxuryとはのページをご覧いただきますと、縄の歴史や文化と共に緊縛について紹介させていただいております。

Bondageは、拘束という意味もあります。そしてファッションのカテゴリーとしても使われることがありますね。
有名デザイナーでは、ジャンポール・ゴルチエやヴィヴィアン・ウエストウッドなどがボンテージテイストなコレクションを発表しています。
ボンテージファッションは、パンクロックのミュージシャンやそのファンなどが身につけるため、パンクロックの代名詞にもなっています。
その中でも、ヴィヴィアンウエストウッドとマルコムマクラーレンによってデザインされたボンテージパンツは、セックスピストルズのメンバーが着用したことで、世界中のパンクキッズの憧れのアイテムになったのです。



Disciplineは、躾のための罰や折檻という意味もありSMプレイにおいては、重要なところでもあります。
完全に支配的なパートナーが服従的なパートナーを支配下に置きます。
敬語を使わなかった、命令に従わなかったなど、支配・服従関係内の暗黙の了解を破った場合、道具を使った無力化や堪えがたい精神的苦痛を味わうような言動などで、

支配的なパートナーが服従的なパートナーに対し絶対服従を身をもって示させることで、支配関係を強化するプレイを行ないます。
かつては家長制度などで権威的に振舞っていた男性と女性の優位差や、傲慢に振舞う絶対王政の頃の支配者、などの行動が模倣されていることが多いです。
イギリスでは18~19世紀の家庭教師が厳しい体罰(スパンキングなど)を用いて子女を教育してきたため、教育的ディシプリンがそのままプレイに用いられたりします。
SMLuxuryでは、この古いスタイルのディシプリンをよしとしていません。


BDSMとは関係ありませんが、
1981年
に発表された、キングクリムゾンのアルバム『Discipline』はエイドリアンブリュー、トニーレイビンが初参加した作品で、喜多の大好きなアルバムです。


BDSMでのSMは、サディストとマゾヒストのプレイのことを指しています。
双方の同意のうえでのプレイです。片方が嫌がっているのにするのは、暴行や障害でそれは、犯罪です。
もちろん抵抗の出来ない子ども、知的障害者や精神病患者などもってのほかです。
相手の気持ちを考えないプレイ、相手が快感を伴う快楽状態にならないものはSMといいません。


SMLuxury的BDSMとは、ファッショナブルで美しく、SとMという記号を持った男と女(同性同士)が、
お互いが相手の気持ちを感じて、自らも最高の快楽に身をゆだねて、ふたりで享楽的な時間を共有するものとします。