瘋癲ノ喜多サン

鬼に支配された夕霧

先日、夕霧さんと言う名のご婦人がセラピーにおいでになられました。
聞くところによると、夕霧さんは
30代の頃よりあらゆる変態プレイをされて
身も心も憔悴してしまい、今では女が枯れてしまって
感じなくなってしまったとのことでした。

セラピー後にこのような素敵な文章を寄せてくれましたので
ご紹介させていただきます。(夕霧さの許可はいただいています)


忘れかけた女を瞬時に思い出した時間 静寂の中で始まった緊縛…
縄の滑る音と先生と私の吐息しかない中でだんだん身体の自由を奪われていき色々な事が頭の中を巡る。
どこかか座禅にも似た…
身動き出来ない中過去の自分と向き合う、思考がネガティブに傾きかけたその時、先生から容赦なく乳首に与えられる痛み。
逃げ出したくなる痛みも叫ぶ事しかできず自分が限界だと思っているもう少し先まで追い込む先生。
痛みによって思考と身体がだんだんひとつになっていき自分の身体に意識が集中していく。
私は今まで自分の身体が本当に喜ぶ行為をしてきたのだろうか…
自問自答を繰り返す… その瞬間先生の秘部周りからうち太ももにかけてのの容赦ない痛みの攻め…
また思考と身体が重なる… 身体の声に耳を傾ける事を今までしていなかった事に気づく…
先生からたくさんの全身のお土産をいただきました。
痛みのお土産は、淡い痛みに変わりそして…
私の中の鬼が目覚めてしまいます。
今度は鬼が暴走しないように鬼をコントロールできる方とだけ触れ合いたいと思います。
喜多先生…また来月鬼を沈めに参りますのでよろしくお願いします。











 

キュレーター紹介

逝かせ縄という妙技を操り、多くの女性を快楽の果てと誘う。東京と名古屋に道場を持ち、日本古来の文化である美しい緊縛を多くの生徒に伝承している。美しくなければ緊縛ではない美しい緊縛は気持ちがいい、それは肉体と精神と性が解放されることだ。

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