受け手の心得
私は緊縛の受け手がとても好きでよく入らせて頂いています。
“心得え”などと強い言葉を使用していますが、
私が考えてる、より楽しく緊縛を受ける方法やメリットをご紹介出来れば良いなと思います。
勿論、居心地の良く過ごせることや怪我やトラブルに対応してもらえる安心できる場であることは大前提としてあります。
多くの生徒さんは真面目であり、また先生の指導は緊縛の技術だけではなく、安全面や女性の身体の扱い方まで多岐に渡って行われています。
そんな雰囲気の中で、生徒さん達が真剣に手を動かし、取り組まれている様子はとてもカッコよく、それを見ることが出来ること、とても貴重な機会なのだと思っています。
先生と生徒さん達の掛け合いも好きで、技術面の指導や世間話なども楽しく聞かせて頂き、時々参加させて頂くのがとても楽しいです。
また先生が生徒さんに指導される内容を聞き、お手本となる先生の縄の感覚を覚えることは、受け手として私自身が知識を深め、自衛することにも繋がるのだと思っています。
そんな中、体感として緊縛を伝えることができるのは受け手だと思っています。
プレイの場では縛り手側の意図した刺激や痛み以外は、プレイ自体の精度を損ない、他の責め技術や時間、双方の関係性にまで影響を及ぼすと考えられます。
それらを防ぐ為にも練習の場で受け手は体感を伝え、生徒さん達に還元していく必要があるのだと思います。
何よりも緊縛師である先生に伝える必要性を感じたことはありません。
先生の指導でも、受け手の様子を見て察するのも緊縛の技術のひとつであると言われると思います。
ただそれはとても高度な技術だと思われます。
その部分を修得する為のお手伝いも受け手の役割の一つだと思うのです。
私はどちらかというと、言うのも伝えるのも苦手ですが、受け手自身が伝えることを練習をする場でもあるのだと感じています。
また受け手には身体のメンテナンスも必要だと思っています。
寝不足や過度な疲労がある状態で緊縛を受けると体調不良になりやすくなります。
また適度な筋肉や柔軟な身体を作ることで、怪我を防止することに繋がると思うので、
日常の中で体調を整え、少し運動を意識する機会が増えます。
緊縛の練習においては受け手がいないと成立しない部分がとても大きいです。
道場の生徒さん達はそれらを意識して下さっているのだと思います。とても丁寧に接して下さいます。
それらは緊縛において無謀をしないことだけではなく、レッスン中の態度からもよく分かります。
受け手としてそんな生徒さん達の技術の向上に少しでも携わることができれば良いなと、私は思うのです。
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