その他

おしあてる勇気

五反田道場の平日、喜多先生がマンツーマン指導する「個人レッスン」の枠で受け手をすることが多いのだが、わたしが分かる範囲でもこの半年のあいだにいろいろな変化があった。

・地道に鍛練してきた生徒さん2名が初級→中級者へ
・しばらく離れていた中級以上の生徒さん数名が復帰
・土日の少人数クラスにいた生徒さんが練習日を増加
・受け手の見学にくる方がちらほら(うれしい)
・恒例行事の新年初縛りイベント開催
・襦袢の着付けをして緊縛するイベント発生
・『逝かせ縄LIVE』の新規モデルさん誕生
・たくさんの枠をおさえて鍛練に励む新人さん登場
・わたしの記事を読んでくれている新人さん登場
・女性用風俗のセラピストさんが継続的に参加
(界隈ではSMプレイに緊縛を取り入れる人が微増)

などなど。

わたしが受け手をする日は中級者の方が縛り手になることがほとんどなので、喜多征一先生ならではの「おしあてる縄」のきもちよさを、実はけっこうな確度で味わうことができるんですよね……。それはひとえに生徒さんが積み重ねてきた鍛練の賜物なのだけど。そして、「もっと強くても大丈夫です~!」「きもちいい~!」とか言って身をゆだねている。

しかーし! 新人さんの縄を受けると、やはりもどかしいおもいをする……。わたし自身が縛りかたを覚えているわけではないので、言葉で正解に「こうするとよい」と誘導するのがおもいのほか難しい。でも、たどたどしくても、

・縄の「おしあて」が弱いところ
・縄がゆるむ原因(ゆるんだ瞬間)
・縄の入る位置の違和感
・どれくらい強くするときもちよくなるか
・起こるはずの身体反応がない原因
・縄を引っ張っている(=痛い)ところ
・受け手にとって不快な動作になっていないか

くらいのことは、なんとなく伝えられるようになってきた。それだけ分かるなら充分じゃない?とおもわれそうだが、具体的にどうしたら直るかを縛り手さんに的確に伝えられるわけではないんだよなあ……。わたしが言うとなんだか雑なんですよ、ニュアンスが。

ただ、最近よくおもうのは「縄をおしあてる勇気」のあるひとだけが『逝かせ縄』が持つ唯一無二の快感の道をひらくのかもしれない、ということ。このコツを掴んでいるかどうかで天と地ほどの差がひらいてしまう。そんなに違うの?と半信半疑の方は、ぜひ受け手の見学にきてほしい~!奥が深くて本当におもしろいですよ……!





 

キュレーター紹介

五反田道場の縄受け手。猥談バーの民。なんでもありなフェチフェスのBlogでライターをしています。

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