瘋癲ノ喜多サン

偏屈で孤独な男

愛をせつなく求めながら、
自分からは愛することのできない偏屈で孤独な男と、
愛をせつなく求めながら、
肉欲でまにあわせる女。
このふたりの末路は、愛が冷めるというよりも、
愛から逃げ出して行くんだ。
ふたりに初めから愛は存在しなかった。
愛に逃げ道を求め、その愛からも逃げ出してしまうのだ。

キュレーター紹介

逝かせ縄という妙技を操り、多くの女性を快楽の果てと誘う。東京と名古屋に道場を持ち、日本古来の文化である美しい緊縛を多くの生徒に伝承している。美しくなければ緊縛ではない美しい緊縛は気持ちがいい、それは肉体と精神と性が解放されることだ。

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