瘋癲ノ喜多サン

緊縛を習う

私が教えるところの緊縛は技術もさることながら

精神性を重要視しています。

女性に対する思いやりであったり本当の意味での優しさ

包容力が必要なのです。

口先だけの優しさは得てして女性をしらけさせるのです。

寡黙な男が細部にわたり女性を気遣い守る、

そんなことをされたらたまらないのですよ。

その上での努力と鍛錬によって身につけた技術が

より男を漢として光り輝かせるのです。

そしてそのようなことを毎日

誰彼となく教えているわけなのですが、

こんなことを10年もやっていると

なんとなく世間の緊縛のあり方が、

変わってきたようにも思われます。

昔は女性を縛り男の性的欲望の捌け口としていたわけです。

そう男都合の緊縛で女なんかみたいな感じで、

まだ今でも若干そんな風に捉えている人もちらほらいますが、

ちゃんとした指導者から習ってる人は、

緊縛事故を気をつけ受け手の意見を聞くようになってきています。

誰が言い始めたなんてどうでもいいのです。

マナーのいい縛り手が増えて

安全安心な緊縛がスタンダードになることが望ましいですね。

これからも、

こつこつと毎日憎まれ口を叩きながら、

緊縛の本質、漢としてのあり方を

説いて行こうと思います。

緊縛はちゃんとした指導者から学びましょう。


喜多征一

キュレーター紹介

逝かせ縄という妙技を操り、多くの女性を快楽の果てと誘う。東京と名古屋に道場を持ち、日本古来の文化である美しい緊縛を多くの生徒に伝承している。美しくなければ緊縛ではない美しい緊縛は気持ちがいい、それは肉体と精神と性が解放されることだ。

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