瘋癲ノ喜多サン
覚醒家
こどもの頃
見た風景は色濃く
人の表情はおそろしいほどリアルだった
人こころは本当におそろしかった
全てが衝撃的で
ありとあらゆるものが凝縮されて
これでもかってほど色濃かった
五感はくたくたに疲れ果て
眠り込んだ
眠りの入り口でははおもしろい夢を見て
出口ではおそろしい夢を見た
白昼夢でいやらしいことや呪わしいことを想った
霊感なんて信じていなかったけど
第六感という都合のいいものを信じ
夢の出入り口や白昼夢はそれだと思った
親になって
なにげなく無責任に過ごした時間に
こどもたちの六感は
奇怪な天使や愉快な悪魔を
映し出していたんだな
さぞかし私の顔はおそろしく映っていただろうに
見た風景は色濃く
人の表情はおそろしいほどリアルだった
人こころは本当におそろしかった
全てが衝撃的で
ありとあらゆるものが凝縮されて
これでもかってほど色濃かった
五感はくたくたに疲れ果て
眠り込んだ
眠りの入り口でははおもしろい夢を見て
出口ではおそろしい夢を見た
白昼夢でいやらしいことや呪わしいことを想った
霊感なんて信じていなかったけど
第六感という都合のいいものを信じ
夢の出入り口や白昼夢はそれだと思った
親になって
なにげなく無責任に過ごした時間に
こどもたちの六感は
奇怪な天使や愉快な悪魔を
映し出していたんだな
さぞかし私の顔はおそろしく映っていただろうに
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