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フェティシズム全書



「下着、体液、奇形、死体、汚物……人類にとって、すべての物が、性慾の対象である」
――ジャン=ポール・サルトル

著者であるジャン・ストレフ氏は、フランスの作家であり映画監督で、サディズム、マゾヒズム、ボンテージなどの性的倒錯やフェティシズムの分野において、フランスを代表する探究者として有名です。自身も「私はフェティシストであり、しかもあらゆるもののフェティシストである」と公言しています。
こちらの作品「フェティシズム全書」によって、2005年度「マルキ・ド・サド賞」を受賞しました。

人間の性的嗜好の奇怪さ、滑稽さ、深淵に迫る、世界初の“フェチの百科全書”。
人類は、先史時代から21世紀の今日まで、あらゆるものを偏執的な性欲の対象として見てきました。
そのフェティシズムのテーマを分類分けし全6章にまとめた637ページにもわたる大作となっています。

章ごとに簡単に説明すると・・・

第1章 身体の部位 
乳房、生殖器にはじまり、目耳鼻口、髪、腕、手、爪、太もも、膝、体毛にいたるまで。
第2章 逸脱の人体
奇形、肥満、痩躯、巨人、小人、斜視、整形、肉体改造、小児愛、老人愛、動物愛。
第3章 感覚器官
五感は埋蔵された快楽の宝庫・・・嗅覚・聴覚・触覚・視覚・味覚から刺激されるフェティシズムについて。
第4章 体液
精液、愛液にはじまり、汗、涙、唾液その他の分泌物について。
第5章 下着と装飾品
ブラジャーやパンティ、靴、コルセット、靴下、タイツなどの装飾品から感じる官能の世界。
第6章 身体拘束
革、ゴム、ラテックス、ビニール等の拘束感など。

自分はこれだと共感するものから、なんとなく気持ちはわかるもの、反対に嫌悪感をもつもの、軽いものからディープなものまで
人のフェティシズムは多種多様で奥が深く、その歴史も深いです。

機会があれば是非、覗いてみては?


フェティシズム全書
ジャン・ストレフ
加藤雅郁・橋本克己訳
 

キュレーター紹介

幼少の頃に映画で見てしまった ” 女性が追い詰められ首を絞められるシーン ” で 自分の中の性が目覚めるのを知ったとゆう惠。 思春期になり本屋で偶然に発見したトレヴァーブラウンの画集に描かれた 痛々しい姿の少女達の絵に衝撃を受けるが、 その痛々しい姿の少女達と自分を置き換えて作品を 見ている自分に気づき自分の M 性を感じたとゆう。

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