瘋癲ノ喜多サン

緊縛セラピーお客さまの声

セラピーにおいでになるお客さまが
SNSに投稿していました文章があまりにも素敵なので
こちらに貼らせていただきました。
(ご本人さまには承諾を得ています)

【緊縛のリフレクション(内省)】
まぁまぁ長文になります

私が初めて緊縛を体験したのは
ちょうど一年前の今頃
おなかが痛くなりそうな緊張と
寒くないかな
身体そんなに柔らかくないけど
大丈夫かな
を思うと同時に
未知なる自分との出会いに
何だか楽しみな気持ちと
よく決断したなという自負
少し居座った覚悟のようなものを
かかえ名古屋のスタジオの
インターフォンを鳴らしました
食事を控えめにするつもりが
名古屋メシがおいしくて
直前なのにけっこう
ガッツリ食べてしまったのも
思い出しました
初回の写真をみると少し胃の辺りが
私的にはぽっこりしています^^
(現在スタジオは東京)
喜多先生が
優しく出迎えてくださり
どういう理由で緊縛を受けにきたのか
触られて欲しくない箇所や
ケガなどないかなど
少しカウンセリングのようなところから
はじまりました
部屋は石油ストーブが炊かれていて
暖かかったです
詳細は省きますが
緊縛の世界に来た理由は
目の前におこる現象が
私の潜在意識がおこしているのだと
言われたことがあって
「いや、絶対そんなこと望んでないんですよ」と
いう話をする場があって
そのとき
「縛る」という言葉を引き金に
緊縛が降りてきたのです
自分の内側を知る
緊縛に答えを求めに行く
そんなところです
とうとう幽体離脱?
この1年間で緊縛は五回受けました
毎回、色や味が違うといいますか
生み出されるものが
違うのです
喜多先生も
ああしてこうしてとか
決めているのではなく
即興といいますか
縛られる女性の状態をみながら
その場でつくりあげるのです
緊縛を受けて私が感じたものは
身体は拘束されているのに
そこにある精神、心はどこまでも解放され
地平線が見えないくらい
真っ白な精神世界が
天井もなく
横に広がっている感覚がありました
身体を締めつける縄は
誰かに強く優しく抱きしめてもらっている
感覚です
痛みと快感をいったりきたりしているうちに
そのうち快感のほうに大きく支配され
自分と外界との境界にある皮膚の感覚が
とても敏感に
外を察知するようになっていくのです
緊縛のあと1週間くらいは
服の摩擦や
冷たいものに触れた感覚
重低音な音楽
視界に飛び込む解体中のビルの景色などに
皮膚がゾワゾワと反応するんです
そして
身体についた縄の跡が愛おしく
だんだんと消えていく、、
それがさみしいと感じるのです
そんな
愛で満たされた
癒しの世界でした
誰かに見られて恥ずかしいとか
そういう境地はなく
自分を遮るものは何もないというか
安心というか
周辺が意識できないというか
特別な空間であり
あるときは
身体を吊り下げられていた際に
重みでくい込む縄の感覚がなくなるというか
ふわっと身体が軽くなり
あー私がいなくなった〜という
自分が分解されたような
空気に溶け込んだかのような
なんとも言えない多幸感
とても心地よい状態にもなりました
一時的な幽体離脱?みたいなもの
だったのでしょうか
間違いなく緊縛は芸術であり癒しであり
そして精神的な覚醒
悟りの境地に近づけるものなのかも知れません
自分の写真をみて
美しいと思い
涙がでたのもはじめてでした
私が探していた答え
私を縛っていたものは
カタチを変えた愛であり
そして
境界線を越えること
境界線を行ったり来たりすることを
私は楽しもうとしているのか?
境界線が私には必要なのか?
まだちゃんとは、わかりませんが^^
目の前に起こる現象がなければ
この世界にも
辿り着けなかったので
緊縛を体験してから
私の世界は確実に
素敵なものへと繋がっていきました
覚醒
そんな要素を含んでいると
思えるくらい私には
緊縛は神秘なものであります
もちろん
エロスでもありますが
私にとっても
見て頂いている人にとっても
生きる方向の良いエネルギーが湧いてくる
そういうものを感じとって頂ければ
嬉しく思います♪
緊縛が美しい世界であること
それを改めてお伝えしたく
ちょうど一年であるこのタイミングで
まじめにリフレクション
喜多征一先生への
感謝も込めて✨
徒然なるままに
備忘録含め
綴ってみました
長文
おつきあいくださり
ありがとうございました♪

















 

キュレーター紹介

逝かせ縄という妙技を操り、多くの女性を快楽の果てと誘う。東京と名古屋に道場を持ち、日本古来の文化である美しい緊縛を多くの生徒に伝承している。美しくなければ緊縛ではない美しい緊縛は気持ちがいい、それは肉体と精神と性が解放されることだ。

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