瘋癲ノ喜多サン

緊縛を習う(変形)

緊縛とは、肉体を変形させる儀式である。
縄は乳房を吊り上げ、腰を反らせ、脚を開かせる。
人は身体の形によって人格まで変わる。
背筋を伸ばせば気持ちも変わるように、
縄による変形は眠っていた欲望を呼び覚ます。
痛みも羞恥も拘束も、そのための手段に過ぎない。
縄の中で人は社会的な自分を失い、本能の自分へと還っていく。
だから緊縛の本質は支配でも服従でもない。
肉体を変えることで 魂を変えることなのだ。
エロスとは性器に宿るものではない。
肉体が変形し、自我が揺らぎ、
自分でも知らない自分と出会った瞬間に生まれるのである。









キュレーター紹介

逝かせ縄という妙技を操り、多くの女性を快楽の果てと誘う。東京と名古屋に道場を持ち、日本古来の文化である美しい緊縛を多くの生徒に伝承している。美しくなければ緊縛ではない美しい緊縛は気持ちがいい、それは肉体と精神と性が解放されることだ。

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