瘋癲ノ喜多サン

闇は闇であり異端は異端でしかない

若い頃は、闇こそ光り輝いて見えて憧れの存在だった。
異端こそ革命であり人間が生きる正統な在り方だと思い体制を批判した。
あらゆる既存のものに反感をもち反抗することで、自分の存在理由を誇示してきたんだ。
歳を重ねると、闇は闇であり、
また光は闇のおかげで輝いて見えるぼんくらな存在で
異端は正統の一部で、正統なんものに飲み込まれてしまっている不完全なものだと気づく
ならば存在させられてる間は、なにか人の為になることをしようと思ったら
ずいぶんと生きやすくなってくるんだな、
歳を取るのもまんざら悪くないものだ。



 

キュレーター紹介

逝かせ縄という妙技を操り、多くの女性を快楽の果てと誘う。東京と名古屋に道場を持ち、日本古来の文化である美しい緊縛を多くの生徒に伝承している。美しくなければ緊縛ではない美しい緊縛は気持ちがいい、それは肉体と精神と性が解放されることだ。

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