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緊縛徒然 その4 「緊縛パートナーのススメ」

皆さま、こんにちは。ドク天駿です。

 

 喜多道場に通われる皆さんは、単に緊縛に興味を持っているだけでしょうか?

 

 自分の中に抑えきれない何かを感じて、どうしても縛りたい、あるいは縛られたいという強い思いがあるでしょう? 私も、幼少の頃の刷り込みが、いつも新しい傷口のように疼き、何歳になってもその欲望から逃れることができないのです。

 

SMという営みは各人各様ですが、例えば過去に性に関係する普通でない体験があったとします。すると、気づかないまま、心の奥底に負ってしまった傷を無意識に癒そうとするでしょう。原因が記憶に無くても、何かわからない衝動に突き動かされます。そうした衝動を理性的にコントロールするために色々と悩み、失敗し、最後に喜多先生のもとにたどり着いたのではないでしょうか。

 

 喜多道場では、喜多流緊縛道と言える、女性に悦びと解放をもたらす洗練された性の哲学とそれと表裏一体の緊縛技術を習得することができます。縄が身体の一部のように肌を這い、緊縛される(する)ことでオーガズムに達する(追いあげる)わけですが、それを自分だけで体験するにはパートナーを作る必要があります。もちろん出会い系などで気が合えばすぐにSMプレイをすることもできますが、それはお薦めできません。縛られるということは大変なことです。女性にリスクが有り過ぎます。

 

 S男とM女の場合について、それも個人的に私のS男としての体験をもとにお話します。

 私の場合、ひとりのパートナーとのお付き合いは5年から10年あるいはそれ以上と長いです。病気や家庭の事情などで遠くなってしまうのですが、お別れはしておらず、忘れることも無く、ごく偶に消息を知らせるメールが来ます。当然のことですが、今のパートナーに過去のパートナーの話をすることはありません。それは今のパートナーが最高だからです。

 

 それではどうやって良いパートナーを見つけるか。

 それには先ず、その気(ケ)があるひとを見つけねばなりません。SMの気(ケ)は前述のように心の深淵に傷を負ったひとに宿っていますからそれを感じ取るのです。でもそれはなかなか難しく、その傷は誰にも知られぬよう覆い隠してきたわけですから、ちょっと見にはわからないのです。そこで、喜多道場に居るということは大きなアドバンテージがあると思います。

 

このひととパートナー関係になるかも?と思った時から、実際に逢う(「会う」とは違います)までの間、長いプロセスが始まります。これが実に大切なのです。

 よく、「SMは愛と信頼関係」と言われますが、で、どうするの?どうやって伝えますか?

 愛と信頼関係が大切、と呪文のように繰り返してもどうなるものでもありません。

 それは結果としてお互いの心の中に醸成されるものです。(つづく)

 

キュレーター紹介

SMという言葉は好きではないが、この界隈には長く住んでいます。 「ドク」は医者ではなくPhDのことで、20年以上前から界隈ではそう呼ばれてきました。緊縛の刷り込みは幼少の頃、喜多玲子の挿絵に心をときめかせたことにあります。界隈から一生自由になれませんが、真のエクスタシーはその中にあることも分かっています。パートナーとはそれぞれ長いです。そして今は、皆さんと共に喜多道場でエロース(愛)の芸術を追求していきます。

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