瘋癲ノ喜多サン

2024年 謹賀新年



あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
昨年は大変よく働かさせていただきまして、ありがとうございました。
毎月4時間を超える逝かせ縄ライブを行い(お客さんも大変ですよね、ごめんなさい)
集客も前年よりも増えありがたい限りです。
緊縛教室には新しく熱心な生徒さんも増え、
個人レッスンではいろいろなカップルに実用的な縛りを教えたりと
緊縛の楽しさ(厳しさ)を伝えさせていただきました。



なによりセラピーのお客さんが激増して、
多い日には4名がお越しいただく日もありました。
ひとり2時間なので8時間縛ることもあるのです。
性にいろいろな悩みをお持ちの方から、
アブノーマルな性癖を発散できないでいる方や、
もっと刺激の欲しいカップルの方々などなど
多種多様の方にお越しいただきました。
いやはやありがたい限りです。

生徒さんには女性のオーガズムについて詳しく説明したり、
女性がセックスでなにを欲しているのかを伝え
男性本位の間違ったセックスを解説してみたりしました。
セラピーのお客さんには緊縛を通して、肌感覚の感度を上げ
肉体と精神への緊張と緩和を繰り返すことによる
いろんな形でのオーガズムを取得してもらい、
新たな性に目覚められて方も多くおいででした。

自分自身は、緊縛を始めて22年目の去年
延べ10000人近くの女性を縛り続けて
女性一人一人の異なったオーガズムを体感し
男性が願望するところの逝くの幻想に気づき
女性のオーガズムの先にあるのは逝くではなく、
多幸感なのだと確信をした年でもありました。
この件につきましては、非常に難しく長文になりますので
また後日わかりやすく解説させて頂きます。
逝かせ縄と、うたいながら逝くを否定しているじゃないかと
思われるかと思いますが、女性の逝くは男性の射精とは違い
多幸感に包まれることなのです。
逝かせ縄とは縛られることによって肉体も精神も多幸感で満たされるのです。

2024年は
喜多の縛道哲学について詳しく書き示しましょう。
男性からの女性に対して強要した逝くの幻想によって
傷ついたり混乱した女性の心のケアもより一層して行きたいと思います。
もちろん男性には
女性は男性になにを求めているのか、
女性が求める性について緊縛を通してより詳しく話をして行こうと思います。



世の中にいい男といい女がたくさん増え出会いが生まれ、
すべての人の性が満たされ実生活も充実して、
愛に満ちた平和な世界が訪れることを願います。

2023年元旦   喜多征一


写真:けんさん

キュレーター紹介

逝かせ縄という妙技を操り、多くの女性を快楽の果てと誘う。東京と名古屋に道場を持ち、日本古来の文化である美しい緊縛を多くの生徒に伝承している。美しくなければ緊縛ではない美しい緊縛は気持ちがいい、それは肉体と精神と性が解放されることだ。

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