私の知らなかった性感帯の話
最近元から自覚していた性感帯とは別に気持ちいいと自覚する身体の箇所が増えています。
喜多征一先生の甘々の緊縛でゆっくりと炙り出されたものです。
ひとつは太ももの表面です。
屈曲で縛られた足は受け手でも比較的に早い段階から生徒さんは習得するところであり、伸展、更には立った状態での進展の縛りよりは、難しいものではないと感じています。しかし喜多征一先生のそれは、全く異質なものです。
全く痛みの伴わないそれは2本、4本どころか、繋がった全ての縄が同じ圧なのでしょう。正確に同じ幅を持って縛られているのでしょう。
どのような状態にあってもそれは本当に気持ちが良いのです。
先生の麻縄は、どの部位においても縄自体が、それと無駄に自己主張することがありません。
それなのに、全ての箇所で縄が走っていないところまでも気配を感じ、これ以上ない力で私は縛られているのです。
ただひたすらに柔らかく、まるで喜多征一先生に抱きしめられているような力強い圧迫感が、そこを基点に、全身に伝わって身体を包むのです。大変に、心地良いものです。
そして上半身や腰、左右など、やがてその圧迫感は各部位で連結して私は脱力してしまいます。その状態で太ももの表面に指を添わされて滑らされた時の電気が走るような感覚は、えも言われません。
それまで私は“その部分”は、比較的露出する機会も多く皮膚が厚い部分だと思っていたのです。それが喜多征一先生の手にかかると、胸や脇腹、皮膚の内側の弱い部分に匹敵するような快感を帯びた器官になるのです。
もうひとつは髪、そしてその髪に隠されている頸から背にかけてです。
元々から喜多征一先生から頭を撫でられた時、それは全くの不快さがなく、ひたすらに子どもに戻ったような喜びを味あえることは知っていました。
髪を掴まれ縛られるその手法でも見た目に反して、引かれる圧はあるのですが、それも寧ろマッサージに近い、不快な鋭い痛みを伴わない気持ち良さである事にも内心、驚いていました。
しかし最近では更に私の感度が一段階進んだのでしょう。
喜多征一先生にそっと上げられたり、縛るのために一部を避ける所作まで、その動かし方、強さ、スピード、全てにおいて地肌に響く気持ち良さがあり、うっとりしてしまうのです。
それはまるで極上の美容師の方に取り扱わられているような気持ち良さなのです。もっと触っていて欲しいと思ってしまいます。
喜多征一先生の攻めの中でも頭部やこめかみなどに重点を置いた責めがあります。私自分でも意外なことでしたが、女性にとってそこが性感帯となりうる部分なのだと身を持って知りました。そして先生に書き上げられた後、皮膚続きの頭部の気持ち良さから、普段隠されている露出させられた頸に、喜多征一先生の指が這うとむず痒いような力が抜けるような、逝きたくなるような気持ち良さが生まれます。
最近では自分でもよく髪を掻き上げて頸を露出させています。
その動作は喜多征一先生がするより快感は小さいのですが確かに気持ちが良いのです。
私の快が全ての女性に当てはまるわけではないのでしょう。
刮目すべきは私が喜多征一先生の責めに慣れ、適応したのではなく、変わった私の身体を先生が正確にキャッチし、その快感を引き摺り出す方法を熟知していることなのです。
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