瘋癲ノ喜多サン

緊縛のどこか危うい魅力



緊縛って、なんか誤解されて捉えられていないかな
サーカスのような派手なパフォーマンスみたいに、
ただ目立って盛り上がるものでもないし、
ヤンキーが気合い見せるためにやる根性焼きみたいな荒々しいものでもない。
もっと静かで、深いんだよ。



縄が肌に触れる瞬間、まるで世界が一瞬止まるような感覚がある。
そこには、騒がしい日常や余計な雑念が全部消えて、
ただ今だけが存在しているんだ
みたいな不思議な静けさがある。

確かに、緊縛にはどこか危うい魅力がある。
麻薬みたいに、苦痛や理性を搾り取って、
官能の悦びだけを残す瞬間があるって言う人もいる。
でも、それはただの快楽追いかけゲームじゃない。
自分自身と向き合う勇気とか、
パートナーとの深い結びつきを感じるための、
ちょっと特別な方法なんだよ。



サーカスのような派手さや
根性焼きの荒々しさとは別次元。
もっと繊細で、もっと内省的な、
儀式にも似た研ぎ澄まされた精神の中に、
一筋の快楽に身を委ねる感動的な瞑想なのだ。

 

キュレーター紹介

逝かせ縄という妙技を操り、多くの女性を快楽の果てと誘う。東京と名古屋に道場を持ち、日本古来の文化である美しい緊縛を多くの生徒に伝承している。美しくなければ緊縛ではない美しい緊縛は気持ちがいい、それは肉体と精神と性が解放されることだ。

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